ガールズバーキャストに好かれるお客と嫌われるお客

世の中には大きく分けて二種類の男性がいます。女性に「好かれる男性」と「嫌われる男性」です。ガールズバーで出会ったキャストに好印象をもってもらえる男性は、自然と「あること」ができています。自分自身は無意識の場合が多いのですが、だれでも初対面の人に対して一定の行動パターンが身についているものであり、そのパターンや癖を客観的に確認してみることも時には必要です。
細かい理屈抜きに、第一印象の良し悪しは次のような内容で決まってきます。ガールズバーでキャストと仲良くなるためには、まず好印象をもたれる人の行動を意識的に取り入れてみてください。

初対面でキャストに好かれる人

明るく笑顔をみせる人

明るさは第一印象で最も重要なポイントです。初めてあなたの相手をしてくれるキャストにとって、笑顔を見せる人に悪い印象をもつことはありません。あなたから笑いかければまず空気が和むことでしょう。そうすればキャストも自然体で接客ができるため、気を許して話ができる雰囲気が出会ってすぐに出来上がります。

気遣いが上手な人

ドリンクをごちそうできるような物理的な配慮はもちろんですが、自分がお客としてキャストより上であるという意識から離れて、対等な立場というイメージで接することができる人は好印象を持ってもらえます。女性とデートするときのような、やさしさを感じる言葉や気づかいで相手をもてなす配慮ができる人は、どのキャストからも印象がよいものです。

話をしっかり聞ける人

ガールズバーのキャストは接客をするのが仕事ですので、話好きの人が多いと考えていて間違えありません。相手の話を聞くことが上手な人は好印象です。自分の話をしたくなる気持ちをぐっと抑えて、キャストの話を聞いてあげることができれば距離はすぐに縮まることでしょう。

褒めることができる人

これはキャストの容姿を単に褒めればよいということではなく、相手の良いところを見つけた時にそれを伝えることができる人のことを示します。すぐに「かわいいね！」とか「きれいだね！」というような軽い誉め言葉の連発は逆効果となることがありますので注意しましょう。そういった上辺だけの言葉をキャストは聞き飽きています。内面的な部分を褒めることができる男性はキャストの心を上手につかんでいきます。

紳士的なふるまいをする人

だれに対しても態度を変えず、紳士的なふるまいができる人には、初対面のキャストも安心して接客ができます。ガールズバーでは、話し方や身のこなしに落ち着きをもっているジェントルマンは案外少なかったりします。だからキャストがそのような人に出会ったときは、とても良い印象をもちます。

適度に砕けたことが言える人

かたい話ばかりをするお客さんへの接客はキャストも話を聞くのに疲れてしまいます。それに対して適度に場を和ますことができる人との会話は楽しいものです。嫌みにならない冗談をさらりと言える方はキャストに好かれます。ただし、下ネタを面白いと思ってすぐ言ってしまう男性は、冗談としてキャストが受け取ってくれていない場合も多くあるので注意しましょう。

その場をしっかり楽しめる人

相手がだれであるかに関わらず、その場の雰囲気やキャストの話に合わせて楽しく過ごせる人にモテない人はまずいません。自分の気に入った女性には誰でも優しくできます。しかしあまり興味がないキャストに対しても、接客してくれる相手に思いやりをもって楽しい時間をいっしょに過ごそうとする男性に、キャストはかっこよさを感じるとともにキュンとします。

以上がガールズバーで好かれる人の特徴ですが、当たり前のことばかりではないかと感じた人もいらっしゃると思います。ですが、これをバランスよく実践できる人はあまり多くないからモテる男が目立つのです。ガールズバーのキャストは接客作業を日ごろから多くこなしているため、見る目が肥えている方が多いのです。小手先のテクニックや無理な背伸びはすぐ見抜かれてしまうため、当たり前なことを自然体でできる男性になれれば、好印象をもたれて存在感を増すことができるのです。

初対面で嫌われやすいお客

不愛想な人、会話をしない人

キャストは接客が仕事であるので、お客さんを楽しませようといつも頑張っています。ですが、肝心なお客さんがムスッとした暗い表情のままであったり、笑わなかったり、話しかけても無反応であったらキャストはどうしたらよいのかと考えてしまいます。これでは相手に気を遣わせてしまうとともに、実際はどうであれ私といることを楽しんでくれていないという思いがキャストの心の中で強くなります。「どうしてガールズバーへ来ているのか？」を思い返し、しっかりその場を楽しんでいただきたいです。嫌なことがあってモヤモヤした気持ちであったとしても、キャストといっしょに楽しむことはお店の中における「マナー」ではないかと考えます。「自分は人見知り」だとか「社交的な性格ではない」と内気なままでいるのは、厳しく言えば「甘え」です。本当の意味で大人を目指すことがモテるための近道です。

声が小さい、落ち着きがない人

声が小さいと聴き取れず、会話が続きません。小さな声を聞き逃さないようにキャストが一生懸命耳を傾けるようでは信頼関係を勝ち取れません。自信がない人だというレッテルを貼られてしまい、マイナスな印象が強くなっていきます。また、何かを常にいじっていたり、貧乏ゆすりが止まらなかったり落ち着きがない行動をとることも印象がよくありません。

キャストが言うことにいちいち意見する人

男性は一般的に議論することが好きで、いつもの癖で「こうするべき」、「こうあるべき」と自分の意見を主張する癖がついてしまっている人が多くいます。これに対して女性は話を最後までしっかり聞いてもらうことが好きな人が多いので、話の途中で否定するような態度をとると引いてしまいます。このお客さんとは話が合わないなと思われてしまうと、もうキャストとの心の距離を縮めるとはできません。すぐに自分が知っているウンチクを話してしまう癖がある人は、キャストが気持ちよく話をしているときはしっかり聞いてあげられるように、会話のバランスを意識しましょう。

自慢話が多い人

自分に酔った発言が多い人のことを示します。肩書や自分の社会的地位をわざわざ言って自分を大きく見せようとする人も同じです。会話の流れと無関係な興味のない自慢話を延々と聞くことになるキャストが楽しめるはずもなく、自慢話をすればするほど「ただの痛い存在」のお客さんにしか見られなくなってしまいます。

上から目線の人

確かにおカネを使ってくれるお客さんはお店にとって神様なのかもしれませんが、それはお店にとって良いお客さんであってのこと。お客さんであることを理由に偉そうに振る舞う人は絶対に好かれません。店員に対して横柄な態度をとり自分の優位性をあからさまに主張するような男性は、自己中心的な人物としてキャストの心の中で失格の烙印を押されてしまうことでしょう。

男性との出会いが多い女性は相手を選ぶ側となりやすく、第一印象が悪いとその後に挽回することが難しくなります。これはガールズバーのキャストとの関係でも同じことが言えます。相手に好印象をもってもらえる人物を目指して、自分磨きを続けていく意識をもちましょう。