LINEで痛客化するガールズバー客のメッセージ例と改善法

ガールズバーで楽しい時間を過ごし、LINEを交換した。
「また来てね」の一言と共に繋がるSNSの世界。
しかし、そのあと送ったメッセージが地雷だったとしたら？

今回は、LINEで“痛客”化してしまう人の行動パターンと、それを防ぐ・改善する方法を男爵流でお届けします。

あなたは大丈夫ですか？

地雷1：「今どこ？」「今日はなにしてる？」

一見、何気ないこの言葉。
でも、これこそがキャストがLINEで最も嫌がるワードの一つです。

> 「なんで居場所とか予定とか、いちいち報告しないといけないの？」（20代キャスト）

たしかに、仕事で会ってLINE交換しただけなのに、
プライベートを探るような内容は“監視されている”ような感覚を与えてしまいます。

これは恋人関係でも、なかなか面倒なやり取り。
それが、お客とキャストという立場なら、なおさらアウト。

改善のポイント：

「今日は何してる？」ではなく、「また○○さんと話がしたいな」と柔らかく。
相手のスケジュールをいろいろ聞くのではなく、自分の予定を伝える形に。

たとえば：
「次の〇曜日、仕事早く終わるから久々にお店に顔出せたらいいな」

このくらいの距離感がベストです。

地雷2：スタンプだけを送り続ける謎アピール

ガールズバーのLINEでは、スタンプ連投問題も深刻です。

> 「おはよう、スタンプ」
> 「おつかれ、スタンプ」
> 「寝るね、スタンプ」

……会話がない。返信のしようがない。
これ、“通知でストレスを与えるだけ”の行為になっています。

なぜこのような行動になるかというと、
「何か送りたいけど、気の利いたことは言えない」という不安からの逃げ行動なんですよね。

でも、それはキャストにとっては迷惑LINE以外の何物でもありません。

改善のポイント：

スタンプは“リアクション”に使うのが基本
送りたいなら「挨拶＋ひと言」を添えて

たとえば：
「昨日の話、楽しかったな。また行くね！（笑）」＋スタンプ

“何かを伝えたうえで、スタンプを添える”というのが大人の使い方です。

地雷3：「なんで既読なのに返事くれないの？」

これは完全にNG。
言われた瞬間、キャスト側はブロックの選択肢を検討し始めると言っていいでしょう。

LINEを交換する＝24時間応対義務がある、と思っていませんか？

> 「返信できない日もあるし、そもそも営業外でLINEしたくないときもある」（20代キャスト）

既読スルーは「返事に困ってる」「忙しい」「そっとしてほしい」のサイン。
そこで責められると、一気に“圏外扱い”になります。

改善のポイント：

返信がなくても追いLINEしない
1〜2日開けて、軽い話題で様子を見る

たとえば：
「この前話してたドラマ、見てみたけど！めっちゃ面白かった（笑）」

あくまで“楽しい共有”をするスタンスで。プレッシャーは禁物です。

読まれないLINEの特徴とは？

キャストから見て「このLINE、読まなくていいや」と感じる内容には、以下のような特徴があります：

重たい内容（悩み・愚痴・寂しいアピール）
ネガティブな空気（批判・嫉妬・不満）
リアクションに困る（自撮り・謎の画像・長文ポエム）

これらはすべて、「気を遣わせるLINE」なんです。

未来さん

「既読したら返さないと悪い、でもこの内容に返すのもしんどい……」って悩んでしまい、未読のままというケースも多いですね

改善のポイント：

ポジティブで短い文を意識
相手が返信しやすい質問を1つだけ
返信がなくても完結する内容に

つまり、 「LINEはキャストの“仕事の延長”だという前提で気遣う」ことが重要です。

LINE痛客チェックリスト

以下の項目、当てはまるものありますか？

* 「今どこ？」と聞いたことがある
* 「おはよう」「おやすみ」LINEをつい送ってしまう
* 出勤日をしつこく何度も聞いた
* LINEスタンプだけをなんとなく連騰した
* 返信が無くて追いLINEしたことがある
* キャストに長文を送信したことがある
* 既読スルーが気になってまたLINEした
* 自撮りやスマホ撮影の画像を連投した
* 店のことに口出しするような発言を送った

２つ以上当てはまれば、痛客予備軍ですのですぐ改善を！

キャストに喜ばれるLINEって？

では逆に、「この人のLINEなら返したい」と思わせるお客さんの共通点とは？

相手のペースを尊重している
返信を強要しない
文章が短文でわかりやすい
面白い話題やネタをくれる
ほめ方が自然で重くない
リアルに来店してからLINEする

結局、LINEも“人間関係の延長”です。

リアルでの印象を壊さない範囲で、
相手が気楽に接せられる存在でいられるか。

そこに“痛客”と“好かれる客”の分かれ道があるのです。

最後に

ガールズバーの楽しさは、リアルな対面コミュニケーションにあります。
LINEはあくまで補助的なツール。
だからこそ、リアルで築いた信頼を壊さないLINE術が大切です。

「痛客」にならないように気をつけながら、
キャストとの心地よい関係を築いていきましょう。

自分のLINE、見直すタイミングかもしれません。