キャストにだけ優しい…「スタッフ無視系痛客」になってませんか？

「キャストには好かれてるはずなのに…」
そう思ってるあなた、スタッフの視線、ちゃんと感じてますか？

ガールズバーに通っていて、「あの子、俺にだけ優しい気がする」「LINEもすぐ返してくれるし、悪く思われてないはず」と感じたこと、ないだろうか？

たしかにキャストとの関係は順調そうに見える。
でも、なぜか店に行くたびにちょっとした“違和感”が増えていく——

そんなとき、見落としているのが「スタッフとの関係性」だ。

今回は、キャストに好かれてるつもりが、実はスタッフに“痛客認定”されてる人の特徴と、その影響、そして改善のヒントを男爵流に語っていこう。

店長やスタッフへの態度がキャストの評価に直結する

ガールズバーは、キャストだけで運営されているわけではない。
ドリンクを作ってくれるスタッフ、案内してくれる店長、気配りしてくれる黒服——
彼らがいてこそ、空間がうまく回っている。

> 「キャストにしか挨拶しないお客さん、裏でだいたい話題になります」

これは、あるベテラン店長のリアルな言葉。

お店のスタッフにぞんざいな態度を取る人、
オーダー時に「お願いします」も言わない人、
何かあるとすぐ店長を呼びつけてクレームを入れる人——

キャストは、そんなお客を“しっかり見ている”。

「え？見てたの？」と思うかもしれないが、
むしろ見てないわけがない。
それが「この人と関わっても大丈夫かな？」という判断材料になるのだ。

キャストからは一見、楽しげに見えていても、
実はスタッフから「扱いづらい」とされている客の行動パターンはだいたい決まっている。

こうした行動が積み重なると、
キャスト側に「この人、裏で問題起こしそう」と思われるのは時間の問題だ。

> 「スタッフに対する態度って、私たちキャストへの態度とリンクしてるって思ってます」（キャスト談）

キャストは、“自分にだけ優しい人”よりも、誰にでも感じよく接する人を信用するのだ。

スタッフと気まずくなると、意外なところに影響が出てくる。

お店は“印象の良し悪し”でお客様を選ぶことがある。

スタッフの負担になる客は、いずれ目立たない形で排除されていく。

そして何より怖いのは、キャストの中でも「あの人、注意した方がいいよ」的に情報が回ってしまうこと。

キャストは想像以上に横のつながりが強い。
1人に悪印象を持たれると、“お店全体で距離を取られる”こともある。

では、どうすればいいのか。

コツはシンプル。「お店で働く全員に気を配ること」。

それだけで、“大人の余裕”が伝わる。

> 「どんなにキャストに優しくても、スタッフに無愛想だと『ああ、この人そういうタイプか』って思っちゃいます」（20代キャスト）

結局、人としての魅力は“相手によって態度を変えないこと”に表れる。

ガールズバーの中で信頼を得るには、 「場の空気を支える一人」になることが最も近道なのだ。

キャストがいて、スタッフがいて、店長がいて——

その全員が、それぞれの立場でお店を回している。

そのことを理解している客ほど、自然と長く愛される。

ちょっとした「ありがとう」、
笑顔での挨拶、
混雑時の気遣い。

たったそれだけで、“また来てほしいお客さん”になることができる。

ガールズバーは会話を楽しむ場所であると同時に、
人としての“器”が試される場所でもある。

キャストにも、スタッフにも、店長にも。
誰にでも同じ目線で接するあなたは、
間違いなく“推される客”だ。