ガールズバー(girls bar)という言葉を聞くと、英語のgirlとBarを合わせた言葉だとすぐわかるので、海外でも通じそうな気がします。だから外国の文化から来た店舗スタイルなのかと思うと実は違います。ガールズバー(girls bar)は日本でつくられた言葉です!
girls barは英語ではありません!!
ガールズバーの発症についてはウィキペディアに以下の記載があります。なお、ガールズバーのはじまりについては諸説があります。あくまで参考情報としてご覧ください。
20世紀から営業しているバーが徐々にサービスを転換させていたり、サービス内容についての発祥は諸説あるが、2004年3月に東京都八王子市に開店した「Mcorols(エムカラーズ)」がガールズバーの名付け親であり、現在のガールズバーの接客スタイルの発祥である。「girl’s bar」の名称は「Mcorols」の女性オーナーが考案し使用したのが始まりである。「Mcorols」は当時は珍しい10代〜20代の女性のみで運営されるスタイルから話題となり、たちまち行列店となった。(引用)ウィキペディア
2004年頃からできたお店の形態で、もともとは日本独自の接客スタイルのお店なのです。そして、この言葉は英語ではないので外国では通じません(笑)
ガールズバー以外の和製英語を紹介
和製英語といえば、代表的なものとして他にも様々な言葉があります。まあ、このサイトには関係ないのですが、豆知識として代表的なものを挙げてみます。
・アイスキャンディー
・アパート
・オープンカー
・ガソリンスタンド
・キーフォルダー
・サラリーマン
・ソフトクリーム
・タンクローリー
・チアガール
・トレーニングウエア
・フリーダイヤル
・ベビーベット
・マークシート
・モーニングコール
・ユニットバス
・ライブハウス
・リモコン
・レースクイーン
・ワイシャツ
等などたくさん和製英語がある中で「ガールズバー」はその一つに過ぎないのですが、英語に同じようなお店の形態を表現する言葉がないことは意外です。いまでは、東南アジアや東アジアにも日本のガールズバーと同じようなお店が多くあるそうです。ただし、英語の国である欧米でこのようなお店があるという話を聞くことはありませんね。
欧米にガールズバーが無い理由
欧米でガールズバーのようなお店が流行らないのは文化の違いが大きいと言われています。男性と女性の地位の差がほぼないという発想がもともと欧米では昔から定着しているため、「女性が男性のために接客を行う」という形態の商売を文化として受け入れられないためです。賛否がある考え方ではありますが、日本の「大和なでしこ」のように女性が男性をたてるというような考え方がもともと欧米にはありません。
レディーファーストという言葉が欧米では似合うと思っていましたが、男女平等の考え方から性別に基づいた行動理念は古臭い思想として、最近は減ったという話もあります。このような状況ですから、女性と話をすることだけにお金を払うというスタイルを欧米の男性陣はそもそも考えておらず、接客商売が成り立たないようです。なお、日本のキャバクラのように女性が男性を接待する営業形態が欧米ではありません。
欧米はもともと開放的な考え方や自己主張をもっており、わざわざ女性と話をするためにお店に行かなければならないという世の中ではないのでしょうね。欧米のbarといえば男女が垣根なく楽しく飲める場所であり、そこで当然ながら男女の物語はいろいろあるはずなのですが・・・文化の違いってすごいですね。日本には日本なりの男女のかたちがあるわけですから、欧米の男女平等の文化や考え方との違いが出ても不思議ではありません。
まとめ
ガールズバーは日本だからこそ楽しめる空間であり文化なのだと思います。女性と楽しく話ができるガールズバーは、おもてなしを大切にする日本の文化があるからこそできたお店であり、外国に自慢できる接客サービスの一つなのです。欧米の文化では接客をするお店がなじまなくても「大和なでしこ」にあこがれる外国人男性は多く、欧米の男性をガールズバーで見かけることも多くなりました。
ガールズバーって言葉、英語じゃなって知ってるかい?
え~~これって英語じゃないんですか?
じつは和製英語だから欧米では通じない言葉なんだよね。
そうなんですね。。まったく知りませんでした!
そっか。和製英語って色々あるよね~(笑)
例えばこんなの知っているかな~・・・・
こんな感じでキャストに話しかけてみてはいかがでしょう。変化球が効いた話題は、キャストと心の距離がグンと縮まること請け合いです。「girls bar」をはじめ、様々な和製英語があることを豆知識として覚えておくと、話題作りにも役立ちますよ。
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