ガールズバーの料金はお店によって設定が様々ですが、予算が最初にわかっていると入りやすいですよね。そこで、料金体系についてわかりやすくご説明します。
ガールズバーの料金設定の基本
飲み放題のセット料金が主流
ガールズバーでは見た目の料金設定をわかりやすくするため、時間制のセット料金を取り入れているお店が多いです。時間制のセット料金にはその店のハウスボトル等の飲み放題が含まれています。ただし、キャストの飲み物の代金は通常セット料金に含まれていません。
最初のセット料金は30分、40分、50分、60分のいずれかとなっているケースが多いです。総額を割安な料金設定とするため120分制としている店舗もあります。料金が安い!と感じてもワンセットが40分であれば、60分換算だと少し高いなあ~と感じて後悔することもあるため、初めてのお店ではセット料金の時間設定を入店前に必ず確認するようにします。
プライスボードをよく確認しよう
セット料金のほかに、ガールズバーではサービス料を設定しているお店があります。これに加えてTAX(税金)名目の料金が発生しますが、セット料金に含まれる場合もあります。料金設定の例を示します。
・サービス料: セット料金の15%
・TAX : 総額の15%
この設定だと実際にどの程度の費用が発生するのか少しわかりにくいですね。このような料金表示を行っているお店もあるのがガールズバー店舗の実情になっています。
事例の料金総額は 3,960円(税込み)/ 50分 です。
次のボードのような表示方法だとわかりやすいのですが、サービス料等の加算代金は小さく書いてある場合がほとんどです。しっかりと文字を読みましょう。
セット料金は大体3,000円~6,000円で設定されていることが多いですが、その時間設定が様々なのは先ほど説明したとおりです。コストパフォーマンスとしては1時間当たりのセット料金が設定されているお店がお得です。
キャストとお話しているとあっという間に楽しい時間がすぎます。料金設定が安いと思っても40分程度が1セットのシステムであるとすぐ時間になります。次に延長料金ですが、当初のセット料金に比べて割高に設定されているケースがほとんどなので、その金額も把握してから入店するのがベストです。
飲み放題のメニュー内容
ハウスボトルのウィスキー、焼酎、一般的なカクテル等を注文できる商品としているお店がほとんどです。料金設定が高い店舗ではコスチュームが特別であったり、稀に高級な銘柄等も飲み放題とすることをウリにしている場合があります。安価な金額設定のガールズバーでは、調達コストが高いビールを別料金としていたり、飲み放題とするには加算料金を設定しています。
1ドリンク制のチャージシステムもある
飲み放題ではなく、席代として時間当たりの料金がかかり、ドリンク一杯に応じて料金が加算されていく仕組みです。普通のバーのチャージ料+ドリンク代金と同じシステムです。ハウスボトルを飲まずに、シャンパンやワインをボトルで入れて飲みたい場合はおすすめの利用方法ですが、すべての店にあるわけではありません。
ドリンクは1杯800円から1500円程度で銘柄や種類に応じて料金を設定しています。一般的にはハウスボトルの飲み放題を設定しているお店で多くの量をいただくのであれば、1ドリンク制のほうが割高となります。飲み放題メニューに無いドリンクをオーダーする人にとってメリットがあるシステムです。
また一般的ではありませんが、スナックのようにボトルキープができるガールズバーもあります。ウィスキー等のボトルキープができるお店ではゆったりと過ごせるので、飲み放題のセット料金よりリーズナブルに楽しむことが可能です。
ガールズバーのオプショナル料金
その他にも以下の料金がオプションとして考えられます。
キャストのドリンク代
接客するキャストのドリンクは、お客さんがリクエストしない限りでてきません。キャストと楽しい時間を共にするには一杯ご馳走する気持ちが大切です。キャストのドリンク代は一杯800円~1000円程度が相場ですが、ドリンクサイズの大小で価格設定を変えているお店もあります。不明な点があれば、恥かしがらずにキャストへ代金を聞いて問題ありません。そのほうが安心して楽しめるというものです。
ドリンクはキャスト側からねだられるケースがよくあります。特にセット料金が割安なガールズバー店舗ではその傾向が強いです。あまりにも多くのドリンクをねだる店員がいるお店は避けたほうが無難です。本当に良いお店のキャストは、お客さんの立場も考えつつ自然にキャストへドリンクを男性が頼む雰囲気をつくってくれます。相手のドリンクが無くなってからでもよいので、追加の注文を出してあげると喜ばれます。キャストにはドリンク一杯当たり、数百円のキャッシュバック(報酬)を払っているお店が多いです。
リクエスト
言うなれば指名制度というものですが、ガールズバーは接客業であるためキャバクラやナイトスポットのような指名がありません。これはお店の形態が接待を業務としない飲食店であるためです。お客さんは接客するキャストを選ぶことが本来できないのですが、リクエストという言い方でキャストを指定可能なお店があります。この場合は1,000円程度の手数料が相場です。
ただし、ほとんどのガールズバーでは接客業の定義への抵触を防ぐため、リクエストのシステムがありません。では、気に入ったキャストと一緒に話をしたいときにどうするのが良いかと言えば、ドリンクを気に入ったキャストへ出したいとお店に伝えることです。これはキャストの配置の希望をお客さんからお店へ伝える実質的なリクエスト行為になりますが、指名とは違うので問題にならない方法です。
カラオケ♪
ドリンクを楽しむついでにカラオケや他の遊びができるガールズバーが増えています。セット料金に込みとなっていたり、別々に料金を支払うシステムとなっていたりとお店によってルールが違います。一曲100円~200円が相場です。
カラオケが好きな人であれば、セット料金に入っているお店がお得ですね。ただし、周りのお客さんの会話の迷惑となるような音量や歌い方をすると、空気が読めないお客さんとしてキャストに引かれてしまうので注意しましょう。
ダーツ等の遊戯施設
仲間でワイワイと楽しめる若い人が集まるガールズバーに設置が増えています。直接マシンへコインを投入して楽しむシステムが多く、お店の中を自由に行き来できるような雰囲気でカジュアルバーに近い雰囲気のお店が多くなります。
ショットドリンクの注文
テキーラやコカレロなどのアルコール度数が多いドリンクは別料金です。これらをキャストと一緒にいただく場合は有料です。セット料金に入っているものと勘違いしてしまい、支払いでお店とトラブルになることがあります。注意しましょう。なお、キャストを潰すことを目的にしたりと悪用されないように料金を高めに設定しているお店もあります。料金システムを確認してから注文しましょう。
ガールズバーで必要な予算
ガールズバーで1時間過ごすのに必要な一般的な予算はだいたいこんな感じになります。
項目 | 大まかな予算(1時間当たり) |
飲み放題料金(1h) | ¥4,000円 |
キャストのドリンク(2杯をご馳走) | ¥2,000円 |
サービス料(TAX,チャージ料) | ¥1,000円 |
合計金額 | ¥7,000円 |
1時間当たり7千円程度を考えて予算を用意しておけばだいたいは収まります。もっと安く済ませることはもちろん可能ですが、キャストと仲良くなりたければケチケチした姿を見せないようにします。キャストにドリンクをすすめられない人はまずお近づきにはなれません。
あと、経済観念が乏しいと思われるような沢山のお金を一度に使えばモテるというものではありません。自分の背丈にあった利用を考えているお客さんのほうがキャスト側としても親近感がわくようです。予算に余裕があるときは一度に多額の出費を発生させるのではなく、日にちを改めてまたお店へお邪魔する戦略のほうがキャストの印象に残りやすいですし、楽しく会話をする機会が増えるのでお勧めです。
まとめ
ガールズバーの料金はお店によって多種多様ですが、ナイトスポットのお店としてはリーズナブルな料金設定です。ただし、料金設定だけにとらわれ過ぎると安物買いの銭失いになりかねません。
自分の予算をしっかり把握することが重要ですが、せっかくガールズバーへ行くのですから思いっきり楽しむ気持ちを大切にしましょう。そしてお客さんだけではなくキャストも一緒に楽しめるお店であれば最高です!
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